セルロースファイバー協会

Performance性能について

断熱材

セルロースファイバーは、断熱材の中で唯一「呼吸する=調湿する」機能を持つ素材です。木が本来備えている吸放湿の力をそのまま受け継ぎ、住まいの空気を自然に整えてくれます。 さらに、ホウ酸を添加することで防火・防虫性能が大きく向上します。1,300℃の炎にさらされても表面が炭化する程度で、延焼しにくい高い安全性を発揮します。

ホウ酸は野菜や果物の生育に欠かせない“ホウ素肥料”としても使われるほど身近で安全な成分で、日本では毎年3千万トンが果樹園や畑に散布されています。私たちが日常的に口にする野菜からもホウ酸を摂取しているほどです。 原料となる新聞紙のインキは大豆インキで作られており、環境にも人体にもやさしい素材。 自然素材の力と安全性を兼ね備えた、次世代の断熱材と言えるでしょう。

セルロースファイバーの性能 JIS-A-9523
密kg/m3 吸湿性% 熱伝導率W/m・K 防火性 防カビ性
25以上 15以下 λ 0,040以下 難燃3級 菌糸の発育なし
材料構成
新聞 ホウ酸・ホウ砂 紙類 撥水剤
78% 19% 2% 1%

Features3つの特徴

① 調湿性

木から生まれ、紙になって新聞紙からつくる断熱材セルロースファイバー。木にある機能を持つ断熱材は、その調湿性で室内空気をデザインします。 快適な住まいに温度・光・風・音などありますが、湿度が程よくなければ本当の快適にはなりません。赤ちゃんの肌に潤いがあります。人や住まいに潤いが不可欠です。

② 吸音性

セルロースファイバーは、繊維が音を内部で吸収・分散するため、生活音や外からの騒音をやわらげる効果があります。 ピアノやギターの練習も気兼ねなくできるほどで、防音効果は約10dB、体感では音が半分ほどに感じられるレベルです。 家の中でのストレスを減らし、静かで落ち着いた暮らしを実現します。

③ 防火性・安全性

ホウ酸が添加されており、1,300℃の炎にさらされても表面が炭化する程度で延焼しにくい高い防火性を備えています。 ホウ酸は野菜や果物の栽培にも使われる肥料として身近で安全性の高い成分です。 原料となる新聞紙のインキは大豆インキで作られており、人体や環境への負荷が少ない安心できる素材です。

実際の自宅の光景
暑くない・寒くない・静かな住まい 机上の数値で住宅性能を判断するのは?

住宅性能は数値で評価される時代になりましたが、その数値が本来の性能を発揮するかどうかは、実際の施工精度に大きく左右されます。 どれほど高性能な断熱材を使っても、正しい施工が行われなければ、カタログ通りの性能にはなりません。 特に壁・床・天井といった見えなくなる部分で手を抜かれると、断熱・防音・耐久性のすべてに影響が出てしまいます。 だからこそ、丁寧で確実な施工が何より重要です。